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株式会社マネネCEO/経済アナリスト 森永康平さん(2007年卒業)

株式会社マネネCEO/経済アナリスト 森永康平さん(2007年卒業)

プロフィール



2007年明治大学政治経済学部経済学科を卒業後、SBIホールディングスに入社。
現在は株式会社マネネCEO/経済アナリスト。創業4年目。
大学時代は塾講師のアルバイトと株取引に力を入れていた。
須藤功先生のゼミナールに所属。

現在の仕事について

日本で金融教育を普及させるべく株式会社マネネを2018年に創業。全国の親子向けに金融教育の授業演を実施。
一方で経済アナリストとして講演や執筆、メディア出演をしながら複数のベンチャー企業の経営に参画し資金調達を支援。

現在の仕事を選んだきっかけは?

日本ではお金の話をすることを避けたり、投資は危ないズルいなど、ネガティブな印象を抱く人が依然として多くいます。
しかし、お金の知識を持たないまま社会に出ることは危険であり現状を打破したいと思いました。

現在の仕事について、学生時代に抱いていたイメージとギャップを感じるところは?

お金のことについて知識がなかったり、誤った知識を持っている人が学生時代に想像していたよりも多かったです。

仕事をしていて一番うれしかったことは?

自分の分析結果に基づいて情報を提供したときに分かりやすかった、役に立ったと言ってもらえた時が一番うれしいです。

また一番つらかったことや苦労したことは?

情報を提供した後にもっと深い分析が出来た、違う角度から分析すればもっと興味深い結果を出すことができたなど自分が提供した情報に改善点が見つかった時が非常につらいです。

在学時の学びが現在の仕事に生かされていることは?

ゼミではアメリカ経済史を学びましたが、歴史を知ることの重要性は社会に出てから実感しています。
仕事柄、現在の経済環境を分析することが多いためつい足元の動向や目先の予想に集中しがちですが、なぜ現状があるのか、これから何をすればいいのか、このヒントは過去つまり歴史にあります。
世界一の経済大国であるアメリカの経済史を学べたことは今でも仕事に生きています。

在学時の経験から、おすすめの授業、プログラム、学部独自の支援は?

私が学生の時に比べどの業界でもデータを処理して、仮説を立てる能力が求められるようになってきました。
統計学や線形代数学などを履修するとどの業種に就職活動するにしても選択肢が広がると思います。

政治経済学部在学生に向けてメッセージをお願いします。

勉強はもちろん大事ですが、大学で築く人間関係はもっと大事だと思います。
よく遊び、よく学べ。ぜひバランスよく全力で学生生活を送って欲しいと思います。