政治経済学部のグローバル教育・留学
タイ3大学からの短期留学生受入れ実施報告
2014年07月03日
明治大学 政治経済学部事務室
タイ学生による最終プレゼンテーションの様子
修了式 大六野学部長が修了証を授与
修了式後の集合写真
送別パーティー タイ語でスピーチする政治経済学部生
送別パーティー後の集合写真
プログラム内容
短期留学生は、本学教員による英語での専門講義(10コマ)を受講した他、社会施設見学として、国会議事堂や東京証券取引所、パナソニックセンターなどを訪問して日本の政治経済、企業活動について学びました。また両国の政治、経済、文化に関するディスカッションを政治経済学部「サポーター学生」と山中セミナーハウスで行い、学修の研鑽を積みながらお互いの交流を深めました。
さらには、鎌倉や京都視察も行い、一ヶ月近くの滞在期間を余すことなく利用した、充実したプログラム構成となりました。
6月25日には、各学生がプログラム参加を通じた個別テーマを発表する最終プレゼンテーションが行われました。評価者は大六野学部長と武田国際交流委員長でした。プレゼンテーションの内容は本学ASEANセンター(バンコク)にもテレビ会議システムを通じて同時中継され、シーナカリンウィロート大、同じくバンコクにあるモンクット王ラカバン工科大学教員も列席の中、行われました。プレゼン内容はアベノミクスや観光産業、宗教についてなど多岐にわたりました。
6月27日午後にはプログラム修了式が挙行され、大六野学部長より一人ひとりの短期留学生へ修了証が手渡されました。修了式に続いて送別会が開催され、学内関係者、サポーター学生とともに、プログラムの成功を祝うとともに今後の交流のさらなる発展を祈念しました。
「サポーター学生」の活躍
本学部では、こうした海外からの短期留学生の、学内外の生活をバックアップするために、学部生からの公募による「サポーター学生」の制度を整えています。「サポーター学生」のメンバーは、本学部の英語実践力特別強化プログラム「ACE」や短期留学プログラムなどで培った、サポート役として相応な語学力を持つ学生です。
「サポーター学生」の活躍は本プログラムに置いても目覚しく、短期留学生の日々の生活のサポートに始まり、東京観光案内や近隣の諸施設への同道など活発に行われました。参加した学部生の多くは、8月に実施するシーナカリンウィロート大学夏期短期派遣プログラム(8月3日出発・9月1日帰国)に参加したり、シーナカリンウィロート大学、タマサート大学といったタイの大学に学部間協定で留学をする予定です。タイからの学生達は、今回受けた「恩」を、今度はタイで返したいという思いとともに、帰国の途につきました。