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商学部

【商学部】ラテンアメリカ異文化交流プログラム活動報告「ブラジルとアルゼンチンから短期留学生を受け入れました」

2013年11月28日
明治大学 商学部

FAAP生に浅草を案内FAAP生に浅草を案内

ジョイントクラスでのディスカッション風景ジョイントクラスでのディスカッション風景

JETROを訪問JETROを訪問

移動には地下鉄をフル活用移動には地下鉄をフル活用

国会議事堂前で記念撮影国会議事堂前で記念撮影

UNLP学生によるプレゼンテーションUNLP学生によるプレゼンテーション

大田市場でせりを見学大田市場でせりを見学

相撲部の道場にお邪魔しました相撲部の道場にお邪魔しました

鎌倉では明大生が参拝方法をレクチャー鎌倉では明大生が参拝方法をレクチャー

明大生が準備をした手作りのFarewell Party明大生が準備をした手作りのFarewell Party

 商学部特別テーマ実践科目D「Advanced Study of Social and Economic Development in Latin America and Caribbean (LAC) Region」(担当:中林真理子 教授)」では、10月から11月にかけて明治大学の南米地域の海外協定校2校からの留学生を迎え、受講生たちは、ジョイントクラスのほか、企業訪問等にアテンドすることで、日本にいながら異文化体験をしました。
 10月5日から12日はブラジル サンパウロ市の私立大学FAAP大学(Fundacao Armando Alvares Penteado  http://www.faap.br/english/ )から7名の学生と引率のHelio Michelini Pellaes Neto 経済学部教授、 11月4日から14日まではアルゼンチンのラプラタ国立大学(Universidad Nacional de La Plata(UNLP) http://www.unlp.edu.ar/ )から5名の学生を迎えました。
(1) FAAP 3rd Mission to Japan
 政治・経済・文化の3方面から日本を体験することを目標に活動しました。駐日ブラジル大使館で大使から日伯関係を中心としたレクチャーを受けたり、ブラジルで活動する日本企業や日本の自動車メーカーの工場などの訪問、さらに日本の歴史を実感するための奈良訪問、と短期間に数多くの体験をしました。この間、明大生が同行し、地下鉄での移動や時間管理などを手伝いましたが、日伯双方の学生が「日本流」の行動とお互いの違いを実感することができました。10月9日のジョイントクラスでは、お互いが知った違いや共通点を披露し、さらに明大生が設定したテーマをもとにディスカッションを行うことで、相互理解を深めました。
(2) UNLP 2nd Mission to Japan
 大学院生が中心のUNLPのメンバーはそれぞれの日本関連の研究を背景に訪問先を決めました。FAAP大学同様の企業や工場訪問のほか、法律事務所での外国人弁護士とのミーティング、日本の農作物の流通を知るための大田市場見学なども行い、また、鎌倉、京都・奈良訪問、さらには広島で原爆資料館を見学するなど、多角的に活動しました。11月6日のジョイントクラスでは、来日直後ということで、明大生が日本のマナーなど日本滞在をより快適にするためのレクチャーを行い、13日の帰国直前のクラスでは、日本での活動の総括するディスカッションをすると同時に、UNLPの学生からのアルゼンチンの政治経済や文化についてレクチャーを行いました。

 明治大学ラテンアメリカ異文化交流プログラムでは、日本とラテンアメリカの国際的な橋渡しに貢献する人材を育成することを目的に相互訪問を続けています。FAAP大学からの受入れは今年で3年目、ラプラタ国立大学からの受入れは昨年に続き2回目となります。FAAP大学の訪問は訪問先の企業の社内報で大きく報じられるなど、活動が定着してきました。また、UNLPについては、特別テーマ海外研修科目A「ラテンアメリカ異文化交流プログラム」の受講生が今年の夏に訪問しており、本科目とともに受講する学生にとっては、現地でともに活動した学生たちと日本で「再会」し、その場限りではない継続的な学生交流活動を実現することができました。http://www.meiji.ac.jp/shogaku/topics/2013/6t5h7p00000gb0rb.html
 また、UNLPでも国際協力事業部(ACI)のホームページとFacebookでこれまでの明治大学との取り組みを広く紹介しています。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.416962401762971.1073741855.384205458371999&type=1

 FAAPとUNLP両大学の学生の訪問を受け入れてくださった全ての企業等の皆様に厚く御礼申し上げます。さらに、ラプラタでの事前調整に尽力して下さった本科目OBでUNLP留学中の松木健人君、京都での活動をサポートしていただいた立命館大学国際関係学部の松下冽特任教授、学内からは、練習の見学を受け入れ日本文化の発信に貢献して下さった明治大学相撲部の皆様、ジョイントクラスや和泉校舎での活動をサポートしてくださったスペイン語科の先生方はじめ、多くの皆様のご協力に感謝申し上げます。
なお、今回の来日は、日本学生支援機構(JASSO)の平成25年度留学生交流支援制度(短期受入)の採択プログラム「明治大学異文化交流プログラム」の活動として支援を受けています。