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商学部かわら版-商学部通信-

「商学部かわら版」の発信に際して

 商学部の学生および教員の様々な活動(講義、ゼミ、学外活動、学会・研究活動など)を学内外の方たちに、もっと親しみやすい形で知ってもらおうという趣旨のもと、このたび「商学部かわら版」というコーナーを新たに設置する運びとなりました。これまでもホームページ上では、同様の情報をニュースという形で逐次発信してまいりましたが、「商学部かわら版」は、それらを選別編集し分かりやすく一つにまとめたものです。いわば、小学校の時にあった壁新聞や学級通信のようなものを目指しています。「商学部かわら版」を覗いていただければ、商学部の今を知ることができます。


商学部長メッセージ  商学部での学び  

 明治大学商学部の学生の多くは、夏期休暇中でも、ゼミナール、インターンシップ、特別テーマ実践科目、特別テーマ海外研修科目などで、様々な活動を行いました。9月19日には、特別テーマ実践科目に協力いただいている企業や自治体などの外部審査委員の方々にご参加いただき、同科目を履修した学生がその成果を報告しました。その1週間後、ジョブ・インターンシップを受講している学生が、成果報告会を行いました。こうした活動は、商学部創設以来の教育理念である「学理実際」を反映しています。学生の中には、夏期休暇中のゼミ活動の成果を論文にまとめ、『商学専門セミナー』や『奨学論文』などに投稿する学生もいます。また、10月18日に開催された商学部主催のプレゼンテーション大会に参加するための準備をした学生もいます。さらには、自ら海外の大学の語学研修プログラムなどに応募し、語学力を高めようとする学生もいます。
 こうした夏期休暇中の学びは、誰かにさせられている受動的なものではなく、学生自ら選択して行う主体的学びです。これは、受験勉強とは異なり、唯一の正解を覚えるものではありません。外国語を学ぶときも同じです。皆さんは、”How are you?”と言われると、”I’m fine. Thank you, and you?”と答えようとしませんか。ただ、自分の具合があまり良くないときでも、”Fine”と答えなければいけないのでしょうか。また、何かうれしいことがあって、とても気分が良いときはどう答えたらよいのでしょうか。その時は、”Excellent”のように返すこともできます。
 ただ、単語や文法などを学ぶことは、正解のないところで、よりよい答えを出すための礎となります。定期試験や入学試験が終わっても、試験勉強で身につけた知識が使えると、大学入学後、あるいは社会に出てから、勉強していてよかった思うこともあるでしょう。受験生の皆さんには、受験のための勉強であっても、主体的に取り組むことにより、それを自分の知識形成に役立ててほしいと思います。

  

写真左 :特別テーマ実践科目の成果報告会の風景
写真中央:ジョブ・インターンシップ成果報告会後の集合写真
写真右 :商学部プレゼンテーション大会での表彰式の1コマ


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【2015.7.31公開】「商学部かわら版」をご覧のみなさまへ

商学部長 出見世 信之



 1987年明治大学商学部卒業、1989年明治大学商学研究科修士課程(商学)修了。1997年同博士課程(商学)修了。亜細亜大学短期大学助教授、埼玉大学経済学部助教授を経て2001年に明治大学商学部助教授に就任。2003年より商学部教授。
 研究テーマは「企業倫理・CSRおよび企業統治に関する国際比較研究」。主な著書に『企業統治問題の経営学的研究』『企業倫理入門』『日本の企業倫理』(共著)など。

大学の先生は、どんな研究をしているのか。

 先生は、学生に講義をすることに加えて、それぞれのテーマで研究を日々されています。
 その研究成果を見てみましょう。

教員名:横井 勝彦
研究テーマ:私立大学戦略的研究基盤形成支援事業/明治大学研究クラスター
発表内容:ここをクリック!

教員名:出見世 信之
学会発表テーマ:国連グローバル・コンパクト再考~普遍的価値と経営理念の側面から~
発表内容:ここをクリック!

教員名:奈良 沙織
論文テーマ:『経営者予想の公表がアナリスト・コンセンサスに与える影響-企業規模の観点から-』
発表内容:ここをクリック!

 なお、先生方は研究の成果を各学会で発表しています!→詳しくはここをクリック!

ゼミナールは、どのような活動をしているのか。

 少人数の授業形態であるゼミナール(演習)では、先生の指導のもとで学生が主体となって研究テーマを追求していきます。また、商学部では、商学に関するあらゆる領域を研究対象とした「商学専門演習」と、人間の営みとその人間を取り巻く環境(自然環境や社会環境)を扱う学問領域を対象とした「総合学際演習」というゼミナールがあり、この二つのゼミナールを2年次から履修できるダブル・コアという商学部ならではの制度があります。
 それでは、そのゼミナール活動の一部をぞいてみましょう。

※ゼミナールってなに?→ここをクリック!
※ダブル・コアってなに?→ここをクリック!

●富野貴弘ゼミナール(商学専門演習) 
 今回のテーマ:Hondaで研究発表!
 活動詳細:ここをクリック!

●小川,ジュヌヴィエヴ F.ゼミナール(総合学際演習)
 今回のテーマ:学び導入・展開プログラムで「エール!」
 活動詳細:ここをクリック!

●小川,ジュヌヴィエヴ F.ゼミナール(総合学際演習)
 今回のテーマ:教室からフランスへ
 活動詳細:ここをクリック!

●中川秀一ゼミナール(総合学際演習)
 今回のテーマ:実地調査、課題発見、対策考案の流れ ~中川ゼミナール活動内容 地域からの立地戦略研究~
 活動詳細:ここをクリック!

●西剛広ゼミナール(商学専門演習)
 今回のテーマ:学生のファッションビジネスへの取り組み
 活動詳細:ここをクリック!

 なお、ゼミナールに関連して、明治大学全体や商学部の活性化を目標とし、商学部3年生の有志のゼミナール生によって構成された学部公認団体、「ゼミナール協議会」という組織があります。活動内容等については以下URLをご覧ください。

 ゼミナール協議会HP→http://meiji-sho-zemikyo.com/
 

明治大学商学部独自のユニークな科目「特別テーマ実践科目」とは

 「特別テーマ実践科目」とは、社会に実在するさまざまな課題を読み解き、その解決策を企画・実行し成果をまとめ報告するという一連の実践的な課題解決プロセスを、地域や企業などの学外との協力関係を活用しながら経験する科目です。課題発見力、企画構想力、課題解決力、情報発信力といった、社会で実際に求められている能力の養成を目指します。
 それでは、その一部の活動内容をみてみましょう!

●特別テーマ実践科目C「Cross-Cultural Experience and Communication of Latin America and the Caribbean (LAC) Region」 
 科目担当教員:中林 真理子
 今回のテーマ:遠くて近いラテンアメリカ~学生との交流を通じてラテンアメリカの社会・経済・文化を知り、その発展を考える
 活動詳細:ここをクリック!

●特別テーマ実践科目C「地方の魅力をどう伝えるか」 
 科目担当教員:中川 秀一
 今回のテーマ:地方工芸品×原宿古着=ニューカルチャー?!なファッション展示会を開催しました。
 活動詳細:ここをクリック!

●特別テーマ実践科目C「地域の元気をプロデュース1」 
 科目担当教員:木村 乃
 今回のテーマ:失われた町、消えゆく村を舞台として「旅おこし」による活性化に挑戦する学生たち
 活動詳細:ここをクリック!

●特別テーマ実践科目D「Advanced Study of Social and Economic Development in Latin American and Caribbean (LAC) Region」 
 科目担当教員:中林 真理子
 今回のテーマ:バーチャルからリアルへ~ラテンアメリカの大学生との相互交流から展開する開発支援プロジェクトの提案
 活動詳細:ここをクリック!

シンポジウムなど

●羽田圭介氏講演会【10月20日(火)実施】
 講演内容の報告は、こちらからご覧ください。