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明治大学広報
第571号(2006年5月1日発行)
 
駿風
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 スポーツは社会の空気をつくる。勝利は人々に酸素を供し、元気を与えてくれる。

アメリカのサンディエゴで開かれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)において、日本は初代チャンピオンに輝いた。終了後、あのイチロー選手の言葉にまとまりがなかったのだから、興奮のほどがわかる。

スポーツは勝った方が良いのに決まっている。が、懸命に戦った結果であれば、勝敗にかかわりなく爽快さが残る。それを糧に、選手もファンもステップ・アップできる。

いまや数字の上では大学は全入時代である。従来の受験戦争は大学間の競争に変容した。この競争とは改革である。いかにして資質の高い学生を獲得し、支援するかということだ。私立大学連盟の学生委員会では、その眼目が奨学金の充実と課外スポーツの活性化であると踏んでいる。

大学がひとつになれる対象は、スポーツをおいてほかにない。このスポーツが醸成する明るい空気のもと、肩を組み高らかに校歌が歌える明大でありたい。

「神宮も箱根の路も青春のいずれたがわぬ学びの広場」なのである。


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