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明治大学広報
第571号(2006年5月1日発行)
産学連携だより
2006年度 社会連携促進知財本部 事業活動
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 桜の季節とともにキャンパスは希望に満ちた新入生で活気付き、新たな年度のスタートとなります。本学の産官学連携の窓口である「社会連携促進知財本部」の活動は、2003年7月の設置以来4年目を迎えることになります。

 これまでの3年間において、「知財本部」は、文部科学省の「大学知的財産本部整備事業」のモデル校として、産官学連携窓口の一元化、産官学連携を推進していくうえで必要とされる知的財産に係る基本ポリシーおよび発明規程等の制定・整備、教職員・学生を対象とする啓発活動等に取り組んできました。また、産官学連携活動は、学内TLOである「知的資産センター」と一体となって、研究の成果として生まれた特許等の知的財産を企業への移転、共同・受託研究の推進、国の競争的研究資金の獲得、地域連携や大学間連携の促進など多くの事業活動を展開しています。

 今年度の「知財本部」の活動は、本学の特長や強みを活かす文理融合型および農学分野、とくに最近注目されている「食」と「健康」を重点テーマに産官学連携活動を推進していくことにしています。文理融合型の連携事例としては、新聞・雑誌・テレビ等で報道されている本学発ベンチャー企業COCOWA・DO・CO社と本学教員との共同研究開発事業「ユビキタス商店街プロジェクト」が挙げられます。2年目となる今年度は、計画実現に向けての本格稼動に入り、大きな成果が期待できます。

 また「知財本部」は、「学生ビジネスアイデアコンテスト」の開催等大学発ベンチャー創出・支援事業にも、より積極的に取り組んでいくことにしています。「学生ビジネスアイデアコンテスト」は、昨年はじめて開催し、予想を超える73件の応募があり、その内容もコンテスト入賞者がビジネスモデル特許の出願をするなど、質の高いものとなっています。今年度も昨年度に引き続き、産業界で活躍されている本学OB組織である連合駿台会の全面的な協力を得て実施する計画です。

 このように「知財本部」は、大学の第3の使命である社会貢献を、大学の『知』を媒体することで果していく所存ですので、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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