第573号(2006年7月1日発行)
ずーむあっぷ
全部100%の力で サッカー部 赤川友亮 |
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選手として、主務として。赤川(経営4)は全てを100%の力でやり遂げる。
入部当初、「自分の居場所がなかった」。一般入部の赤川にとって、名門校出身の部員は皆「うまい奴ら」。試合に出るという当たり前だったことが、そうでなくなった。
だが4年次、彼に転機が訪れる。主務を任されたことだ。部を運営し、裏から支える立場となった。同時に見えてきた居場所。そして現在、彼はチームの「中心になれた」。
主務の仕事は選手登録など、細かく重要なものが数多くある。その一方で赤川は、トップリーグに次ぐIリーグのキャプテンも務めている。「1つに集中したら、2つとも中途半端になっちゃう」。普段は笑顔できっちりと仕事をこなし、試合では熱いキャプテンシーを全開。2つを完璧にこなしている。それは後輩たちの「赤さんのこと、尊敬してます」という言葉が何よりの証明だ。
「みんな一生懸命。だから自分も妥協はしない」。赤川は何事にも全力を尽くす。彼は今、明大サッカー部には欠かせない存在だ。
(あかがわ・ともあき 経営4、明大中野高出、178p・74s)
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