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明治大学広報
第577号(2006年11月1日発行)
戦没学徒忠霊殿竣工
新潟・護国神社に建立 長吉理事長 「平和を考える一助に」
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明治大学はこのほど、太平洋戦争に学徒出陣し亡くなった学生を慰霊する「明治大学戦没学徒忠霊殿」を新潟県護国神社に建立し(写真)、その竣工祭が10月9日、同所で行われた。明大からは長吉泉理事長をはじめ大学役員ら、校友会からは青木信樹校友会長、栗山清校友会新潟県支部長ら関係者およそ50名が出席。戦没学生を悼み、平和を願った。

 明大から学業半ばに入隊したのは約3800名(調査中)。学徒出陣戦没者を慰霊する「忠霊殿」は戦時中、駿河台の旧図書館に安置されていたが、戦後大学内で設置されることなく解体・放置されてきた。この事情を知った新潟県出身の校友・故師尾源蔵氏の熱心な働きかけで、1950年に新潟県護国神社に送られ、以後50年間仮安置されてきた。今回、新潟県関係者の尽力により、本殿隣の土地が「明治大学戦没学徒忠霊殿」の建立地として承認され、明大の永年の悲願がかなうこととなった。

 長吉理事長は、「大学としても、教育的観点から大変意義深い。日本の、世界の平和を考える一助となれば」と語る。

 なお、明大は来年、戦没者名簿を奉納する予定としている。




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