第578号(2006年12月1日発行)
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留学生に日本の「わび・さびの世界」を知ってもらおうと、日本語集中プログラム受講生を対象にした茶の湯体験教室が10月24日、駿河台校舎大学会館で催された。
国際交流センターの呼びかけに明大教職員「お茶の会」が協力。会員の江島晶子法科大学院教授が講義を担当、茶道の歴史や作法について、英語を交えて説明した。
会場となった教職員ホールの和室には、カナダやフランス、オーストリア、韓国の留学生9名が集まった。
留学生らは、和服姿の半東からお茶を呈されると「お点前頂戴いたします」と慣れない手つきで碗を受け取り、茶の湯に親しんだ。留学生からは「はじめての体験。亭主の手の動きがとてもきれい」(カナダ)、「気持ちが安らいだ」(カナダ)、「一般社会では物事の結果が重要視されるが、茶の湯では物事の過程をとても大切にする点が興味深い」(韓国)、「外国人が持つ『日本文化』のイメージ。現代の日本人のイメージとは違うと思った」(フランス)との感想があった。
江島教授は「みなさんとても熱心に聴いてくれた。思いがけない鋭い質問が出るなど、固定概念にとらわれない好奇心が伝わってきて楽しかった」と目を細めた。
こうした体験型フィールドワークは、今回が今年度2回目となる。前回はどらやき作りに取り組んでいる。
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茶の湯の心に触れた |