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明治大学広報
第579号(2007年1月1日発行)
産学交流シンポジウム開催
産官学連携で地域に貢献
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 第4回明治大学産学交流シンポジウムが11月25日、「今、注目される明治大学発・地域振興」をテーマに、駿河台リバティタワーで開催され、およそ250名が列席した。

 このシンポジウムは、明大出身企業役員、連合駿台会会員、全国の校友会関係者らを招き、明大役員・役職者をはじめとする教職員との交流を図り、産学交流の契機となることを目的としたもの。明大が保有する特許等の知的財産を産業界と連携し、積極的かつ強力に有効活用することを目指す。

 まず実行委員長・宗近博邦明大理事が、開催趣旨、歓迎の挨拶を述べた後、大学を代表して長吉泉理事長が挨拶。大学の近況を報告し、「このシンポジウムをとおして、大学も情報を社会に発信し、さまざまな連携がますます深まることを祈る」と期待を述べた。

 引き続き、山元洋・明大社会連携促進知財本部長による基調講演「カスタマイズの産学連携・知財本部の地域連携活動」が行われた。山元本部長は、明大の産官学連携の特長である「文理融合型」、地域ごとのニーズに合わせた研究シーズを提供する「カスタマイズ型」などの実践を報告。「校友との連携を強化し、明大の研究成果を地域の活性化のために役立てたい。母校を活用してほしい」と結び、さらなる協力・支援を求めた。次に中谷健太郎氏(旅館「亀の井別荘」代表取締役社長、1957年商卒)の特別講演「盆地のカモ・高原のハト―地域ブランド物語」が行われた。中谷氏は、大分・湯布院の町おこしの事例から、「地域ブランド」について展開。「市町村合併で壊れたものを、明大の智恵を借り、たて直してほしい」とまとめた。

 続いて、第2回学生ビジネスアイデアコンテスト2006の表彰式が行われ、最優秀賞1組・優秀賞2組・特別奨励賞2組・奨励賞5組に、長堀守弘・連合駿台会会長から目録が手渡された。最優秀賞は「広告メディアとしての仮設工事用シートの開発」(代表=理工学部建築学科4年・水本直紀さん)で、水本さんらは、事業展開・効果・費用、営業展開など、独創的なアイデアを報告。会場は興味深そうに耳を傾けた。

 さらに、産官学地域連携を実践している3つの事例報告と、井戸田総一郎・研究企画推進本部長による特別講演が行われ、盛況のうちに幕を閉じた。


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