明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第579号(2007年1月1日発行)
明治大学広報
第579号(2007年1月1日発行)
2007新春座談会 校友・父母と大学連携
1.先駆けの校友会・父母会 −生かしたいその財産と精神
明治大学広報TOPへ
 新年あけましておめでとうございます。
 これからの大学運営のヒントを探るべく、ベテラン・若手の校友、首都圏・地方の父母をお招きし、座談会を開催しました。
 社会は大学に何を期待するのか。校友会・父母会・大学の連携のありかたなどについて、それぞれの視点を通した意見をざっくばらんにお話いただきました。


○松瀬(司会) 大学の発展において、校友(校友会)、父母(父母会)との連携は不可欠です。明治大学が他大学に先駆けて両組織をつくったことは誇りです。本日は、校友会、父母会と大学との連携を探るとともに、校友、父母から見た大学への期待とは何かを明らかにし、今後の課題、展望などを浮き彫りにしたいと思います。

○舩曵 大学は少子化を迎えて変革を求められている。国内外を問わず競争にさらされている。大学は教育を与えるのではなくて、むしろ学生が求めているものに応えていけるようでなければ、これからは生きていかれなくなる時代が来るのではないか。
 そういう意味で、学生に『何を期待して明治大学に入ってきたのか』『入ってみて大学があなたの期待に応えているか』を聞いてみたいですね。

○川井 自分の子どもが、何で明治にひかれたのか、聞いたことがありませんね。

○森山 関西にいると、「何で東京の大学に行くねん」とずいぶん言われました。親からも「授業料だけ」と。自分自身東京に行きたかったことがありますが、首相輩出校であること。スポーツが強いこと。明治大学というイメージはその程度でした。
 でも在学中のいろいろな活動を通じて、たくさんの大学と交流をしていく中で、『自分たちは明治なんだから前に出るぞ』という自己認識をもちましたね。

○松瀬 明大生には、入ってよかった大学という実感を持ってもらいたいですね。
 一方、国際建築設計競技は「既存建築を用途交換してできる都市住居の提案」がテーマで、審査委員長・伊東豊雄氏をはじめ山本理顕氏、隅研吾氏など日本の建築界を代表する面々が審査員を務めた。海外からも数多く寄せられた応募の中を勝ち抜いての入選だった。


(「2.明治大学へ期待するもの」に続く)

前のページに戻る
◇校 友
舩曵 寛眞
ふなびき・ひろみ
鞄本航空名誉顧問、1957年商学部卒業。
 日本エアシステムの社長として、日本航空との統合の舵取りを担った。
 今回の座談会に向けて「学者でも教育の専門家でもないが、これまでの企業人としての体験から見て明大の将来、あるいは学生諸君に対してお役に立てる話ができれば」。

森山 浩行

もりやま・ひろゆき
前大阪府議会議員、1995年法学部卒業。
 在学中は雄弁部に所属、また国内外でボランティア活動に従事。卒業後は関西テレビ報道部記者を経て99年堺市議会議員当選。のち大阪府議会議員を経て2005年堺市長選挙に出馬するも惜敗。現在、羽衣国際大学非常勤講師。2002年の全国校友大阪大会で旗手を務めた


◇父 母
内田 光一
うちだ・こういち
静岡県地区父母会長
2人の子息が明治出身。現在、次男が政治経済学部に在学中。
 本人は法政大学出身。「明大の父母会や校友会の結束力の強さに驚きました」。
 家業の塗装業のかたわら、合併前までは舞阪町議会議員も務めた。

川井 惠子
かわい・けいこ
埼玉県西部地区
3人の母。真ん中の次男が理工学部に在学中。「卒業しても、明治出身ということで仲間意識を持ってくれたら」。
 PTA活動は幼稚園から参加。大学の父母会活動については「息子から『何で学校にお母さんが来るの?』と言われますが、子供そっちのけで楽しんでいます」。


◇聞き手
松瀬 貢規
まつせ・こうき
学務担当常勤理事・明大理工学部教授。1966年明大工学部卒業、71年同大学院博士課程修了。工学博士。大学院理工学研究科委員長、理工学部長、評議員、電気学会副会長、IEEEフェロー、中国清華大学客座教授、理工学部電気電子学科で「電気磁気学」「パワー・エレクトロニクス」などの授業を担当。




ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.