昨年インカレベスト8という偉業を成し遂げた明大サッカー部。今年はその強さを支えた指導陣が一新し、気持ちを新たにスタートを切った。目標は全員で考え全員で行動するチーム。そんな新チームを引っ張るのが石井秀典主将(経営4)だ。 石井は目標のために部員間でのコミュニケーションを大切にしている。「主将だってほかの部員と同じチームの一員」と下級生にも積極的に話し掛け、立場の壁を越えて発言できる環境づくりを行なっている。部員と同じ目線で接する石井の努力により、以前にもまして全体での意見交換がなされるようになった。 さらに石井は「部員一人ひとりが自律することも重要」と語る。個々の意識が高いほど、チームがまとまったときにより高いレベルのチームになることができる。石井のチームを一つの集団へ成長させるために奮闘する姿に「主将は石井しかいない」(上川・文4)とチームメートからの信頼も厚い。 今年の明治はチームを第一に考える石井が中心となった全員サッカーで、タイトル奪取へ突き進む。 (いしい・ひでのり 経営4、市立船橋高出、180cm・70kg) 明大スポーツWEB 前のページに戻る