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明治大学広報
第585号(2007年7月1日発行)
農学部農業経済学科が名称変更
食料環境政策学科へ −2008年度から−
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 明治大学農学部農業経済学科は2008年4月1日より学科名称を食料環境政策学科に変更し、新たなスタートを切ります。

 近年、グローバル化の進行のもとで、農産物輸入の増加と国内農業の後退が進む一方、「21世紀は食料と環境の世紀」という表現に象徴されるように、食料問題、地球環境問題、資源・エネルギー問題等が、人類にとっての大きなテーマとなっています。

 農業経済学科では、かねてより食料問題、環境問題を重視し、積極的にそれらの課題を取り上げてきましたが、この度、21世紀に我々が生きていくうえで最も基礎的で重要な「食料と環境」をめぐる諸問題について、社会科学の側面から考究するという学科の教育の目的・内容を明確にするため、2008年度にカリキュラムの大幅な改定を行うことにしました。すなわち、「食と農」、「環境と資源」を二本柱にすえたカリキュラムを編成し、食料・農業問題、環境・資源問題を国際的な視点、地域の視点の両面を重視して体系的・総合的に学べるような内容としました。

 学科名称についても、以上のような目的と内容が的確に表現され、受験生や一般の方々にそれがよく伝わり、理解され易い名称であることが望ましいとの考えのもとに、「食料環境政策学科」へと名称変更することにしました。ここには、経済の問題だけでなく、より広く政策科学の方法を取り入れて、問題発見と問題解決の能力の養成をめざすという方向をより鮮明にする意味も込められています。

 今回の学科名称の変更を機に食料環境政策学科では、以上に述べた学科づくりの内容を社会に向けて発信し、より広く理解してもらうための一層の努力を重ねていくつもりです。

(田畑保・農業経済学科長)


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