第586号(2007年8月1日発行)
2007年度文部科学省 科学研究費補助金
明大は122件が採択 |
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文部科学省は、2007年度科学研究費補助金について、約4万9千件(配分額=約1478億2千万円)の研究課題に交付内定を発表した。応募件数は約11万9千件で採択率は41.3%。このうち新規課題は約2万件(約584億7千万円)で、応募件数約9万件に対する採択率は22.5%だった。
明大の採択件数は新規・継続分を合わせて122件(前年度102件)で、補助金交付総額は約2億6500万円(同2億900万円)だった。
科学研究費補助金は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり基礎から応用まであらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とした日本最大の競争的研究資金。専門分野の近い研究者が学問的意義を評価するピア・レビューにより、独創的・先駆的な研究に対して助成される。
科学研究費補助金の採択件数の増大は、大学の評価に結びつくことは言うまでもなく、研究機関における科学研究費補助金の重要性を強く意識し、今後も応募件数、採択件数、採択金額を増やすべく対策を講じる必要がある。
今回明大に交付決定のあった研究種類別の研究代表者および研究課題、補助金交付額(直接経費)は別掲のとおり。なお、基盤研究(C)からは次号以降で紹介する予定。
2007年度文部科学省科学研究費補助金交付決定一覧(明大)
(リンク先:研究・知財戦略機構のページ)
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