米ハーバード大学クロコディロスと明大グリークラブの合同演奏会(主催=明治大学、共催=明大校友会、連合父母会、連合駿台会)が6月24日、駿河台校舎アカデミーホールで開催された。 クロコディロスとグリークラブの共演は、2005年6月の故石津謙介氏への明大特別功労賞贈呈記念イベントに続き、今回で2回目。前回以来の熱烈なファンも多く、待望の再演となった。 グリークラブの登場で幕を開けた演奏会は、「朧月夜」「花」など往年の日本の名曲を、グリークラブが勇壮にして優美なハーモニーで歌い上げた。これに続いてクロコディロスは、アメリカの「古きよき時代」のポピュラー音楽を中心に、ジャズスタンダードやオールディーズなどを披露し、聴衆を魅了した。 ハーバード大学クロコディロスは、現役ハーバード大生12名で構成されるア・カペラ男声合唱団。今年で創設61年を迎え、高い歌唱力とハーモニーに加え、洒脱なステージ・パフォーマンスで世界中に多くのファンを持つ。今回の公演はマレーシア、インド、ロシアなど、ユーラシア大陸をめぐる世界ツアーの一環として行われた。 公演終了後はアカデミーコモン2階会議室にて、クロコディロスとグリークラブ、および関係者による懇親会を開催。挨拶に立った森宮康教務担当常勤理事が「こうした定期的な演奏会を通じ、両校の文化交流を一層促進してほしい」と述べたように、両校のメンバーは互いの合唱技術を称えながら、2年越しの友好を深めあった。 前のページに戻る