明治大学付属明治高等学校・中学校が２００８年度の入学試験を実施。調布移転・男女共学を４月に控えた入試で多くの志願者を集めた。 　

　中学は、第１回の志願者数が前年比４７．８％増、第２回も同２８．８％増加した。実質倍率は第１回が３．７倍で昨年（３．４倍）をやや上回り、第２回は６．０倍と昨年とほぼ同じ結果となった。

　高校の志願者数は、一般入試で約１３６％増、推薦入試で約２３３％増と、ともに前年を大幅に上回った。それに伴い、実質倍率も一般４．９倍（前年２．３倍）、推薦４．０倍（同１．９倍）と高倍率となった。

　広報主任の並木啓教諭は「中学は事前の模擬試験の段階で偏差値が上がったため、志願者数の大幅増はみられなかったが、学力上位者が集まった。高校は中学に比べて事前の情報が少ないため、多くの志願者が集まったのではないか」と分析。初の入試となった女子に関しては、「中学・高校ともに入学手続率が高く、予想以上に第一志望の受験生が多かった」と語り、「結果的に中学、高校ともに非常に優秀な生徒を確保することができた」と今回の入試に手応えを感じていた。



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