カナダ・ケベック州政府国際関係大臣兼フランス語圏担当大臣のモニク・ガニオン─トランブレ氏が１月２２日に明治大学を訪問し、明治大学図書館にケベック文庫の書架プレートを贈呈した。

　今回のプレート贈呈は、２００５年度にケベック文庫が開設されたことを記念し、ケベック州と明治大学間の一層の学術交流を促進しようとするもの。

　ガニオン−トランブレ大臣と納谷廣美学長は中央図書館地下３階にあるケベック文庫書架や、中央図書館ギャラリーの企画展示「図書が繋ぐケベックと明治大学」を見学。引き続き同ギャラリーでプレート贈呈式が行われ、学生・教職員、国内各大学の仏語教員ら出席者が見まもる中、大臣から納谷学長にプレートが手渡された（写真）。 　

　納谷学長は「ケベック文庫は国内のケベック研究の拠点としてだけでなく、協定校留学を目指す学生にとっても貴重な存在」と述べるとともに、大臣のこれまでの学術交流促進の取組みに対して謝意を表した。

　ケベック文庫は、政治経済学部特殊講義「現代のケベック」などにおけるケベック研究をはじめ、明大が行ってきたカナダ研究をケベック州が評価し、同州からの援助を受け設置された。以来、継続的に援助を受けながら、和洋や分野を問わずケベックに関連する図書を収集、現在約１４００冊を所蔵している。

（学術・社会連携部図書館管理グループ）

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