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明治大学広報
第593号(2008年3月1日発行)
ずーむあっぷ −meidai sports− <454>
「合気道に学ぶ思いやりの心」
合気道部 登内亮輔
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 体育会ながら多くの部員が未経験の状態で入部する合気道部。登内主将(法3)も合気道の経験は大学に入学してからの3年間のみ。なぜ彼は大学で合気道を選んだのか。また、そこで何を得たのか。  

 高校時代、柔道部に所属していた彼は、その経験を生かしつつも今度は異なる武道を志した。そこで彼は合気道に出会った。相手を倒すのではなく、技の掛け手と受け手が協力して一つの演武を作り出す。この人と人とが織りなす合気道の奥深さに彼は魅了されていった。  

 部員が未経験者ということに甘んじることなく、心身を共に鍛えることを目指している本学。活動は厳格で稽古に多くの時間を費やしており、その道のりは決して楽ではない。しかし、その厳しい鍛錬を経験したことで得たものがある。「合気とは気を合わせる、つまりお互いを思いやるということ。この心のありかたを学ぶことができたし、社会に出ても通用すると思う」。  

 この部で育まれた思いやりの心を忘れることなく、登内主将は合気道の魅力を伝え続けていく。彼の合気道に終わりはない。

(とのうち・りょうすけ 法3、諏訪清陵高出、167cm・84kg)



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