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明治大学広報
第594号(2008年4月1日発行)
2007年度卒業式
7382人が母校を巣立つ
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 2007年度明治大学卒業式が3月26日、日本武道館で挙行され、学部6363人、大学院1019人の総計7382人が母校での思い出を胸に、新しいスタートを切った(関連記事4・5・6・7面)。 

 卒業式当日は最高気温が20度を越え、5分咲きとなった千鳥が淵の桜の下、卒業生と多くの家族が日本武道館に参列し、晴れの日を祝った。2004年4月開設の情報コミュニケーション学部は初の卒業生421人を送り出した。 

 今回から武道館の収容定員の関係で午前(商・政治経済・文・経営・情報コミュニケーション学部)と午後(法・理工・農学部、大学院)の二部に分けて開催された式典は、校友でフリーアナウンサーの神原智己氏の総合司会で開会し、各学部と大学院の総代に学位記が授与された。 

 納谷廣美学長は告辞で、「現代の人類が抱える宗教・民族間の対立、地球温暖化などさまざまな問題を解決するためには、他者への『思いやり』の心で支えられる相互理解と信頼が必要」とし、「皆さんが世界の舞台で活躍するにあたり、個人や各国の諸社会制度を『適者生存』の原理で論評するのではなく、人びとが『人間らしく生きること』の大切さに留意し、自らの使命を全うしてほしい」と述べた。 

 続いて長吉泉理事長が「学生という『守られた立場』から、卒業を機に社会全体に責任を果たすべき『守る側の人間』に立場が変わることになるが、明治で培った『人間力』を発揮し、困難に直面しても己の中の『真(まこと)』を貫き、『明治魂』で正しい道を『前へ!』突き進んでください」と卒業生に祝辞を贈った。 

 午前の部では卒業生を代表して石毛和花さん(文)が答辞に立ち、「先行きの見えない不確実性に溢れた社会に飛び立つ我々に求められることは、自分自身で考え、選び、一つひとつの行動とその結果に責任を持つこと、他者の存在を心に掛け、人と協調し、社会全体のために力を尽くすこと」とし、4月から教職に就く身として「明大で培った精神を活かし、一人ひとりの個を活かし伸ばせる教員を目指したい」と決意を述べた。 

 午後の部では新井幹典さん(理工)が「恵まれた環境で基礎学力と幅広い教養を身につけ、さまざまな価値観との出会いの中で豊かな人間性を育んだ。研究室所属後は、より高度で専門的な知識を得て、自ら目的意識を持って未知の課題に取り組んだ。自分の可能性を最大限に探ることができた明治大学での学生生活は、大きな財産であると確信している」と答辞を締めくくった。 

 学生表彰では、連合父母会教育振興賞、校友会表彰、スポーツ表彰の代表者に賞状が贈られた。 

 最後に、明治大学交響楽団の演奏に合わせて、明治大学グリークラブ、明治大学混声合唱団とともに、参列者全員で校歌を斉唱し、閉式した。 



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初の二部制開催となった2007年度卒業式



答辞を読む石毛さん(午前)




答辞を読む新井さん(午後)







卒業おめでとう!!


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