第594号(2008年4月1日発行)
教育改革支援本部ナビ
特色GPワークショップ
明大図書館の取組が注目集める |
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明治大学教育改革支援本部と明治大学図書館主催の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」ワークショップ「図書館の持つ教育力について考える─『教育の場』としての図書館の積極的活用─」が、3月11日、中央図書館多目的ホールにおいて、約150人の参加を得て開催された。
特色GPは文部科学省の大学改革推進事業の一つで、明治大学はこれに応募し、採択され、2007年から3年間の補助金により、この取組を展開する。
今回のワークショップは、特色GPに採択された1年目の最終企画として催された。塚原康博情報コミュニケーション学部教授を進行役に報告・講演が行われた。
▼報告=「明治大学がめざす教育改革」吉田悦志(明治大学教育改革支援本部長・政治経済学部教授)
▼基調講演=「大学教育と図書館リテラシー」野末俊比古(青山学院大学准教授)
▼講演=「『教育の場』としての図書館の積極的活用」を巡って(1)「『図書館活用法』の課題」広沢絵里子(明治大学図書館副館長・商学部教授)(2)「ゼミツアーの教育への活用」山口政信(明治大学法学部教授)(3)「図書館活用法、ゼミツアーに参加して」久保かなえ(商学部1年)、曽我美那子(文学部2年)(4)「アメリカ大学図書館における図書館リテラシー」伊藤光郎、柴尾晋(図書館事務室)
▼パネルディスカッション=阪田蓉子(文学部教授)ほか
ワークショップは、基調講演、ゼミツアー参加の教員、図書館活用法・フリーツアーに参加した学生等の講演で、内容に富んだ構成となり参加者の好評を博した。
講演の中で広沢副館長は、今後の課題として、学内における図書館リテラシー教育の今後の展望について、図書館員の研修体制、リテラシー教育を行うための施設の拡充等について指摘した。
参加募集人員を超える多くの申し込みがあり、明大の特色GPの取組に他大学が高い関心を寄せていることがうかがえた。
ワークショップの後、アカデミーコモン会議室で納谷廣美学長を交え懇親会が開かれ、参加者から明大特色GPへの賛辞をいただいた。
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追加席を設ける程の盛況となった
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