| 第596号(2008年6月1日発行) 
            		
          
            | 平成20年度日本学術振興会特別研究員 明大の院生9人が採用
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      |  優秀な若手研究者に研究費を支給する日本学術振興会特別研究員の平成20年度採用者がこのほど決定し、明大の大学院生9人が選ばれた。
 この特別研究員制度は、博士課程在学者および修了者等で優れた研究能力を持つ者に研究奨励金を支給し、独自に選んだ研究課題に専念する機会を与え、日本の将来を担う研究者の養成と確保を目的としたもの。採用率は15%前後で、採用期間は博士課程後期第1年次に在学する者(特別研究員─DC1)が3年、2年次以上に在籍する者(同─DC2)は2年。採用者には月額20万円の研究奨励金が支給されるとともに、科学研究費補助金の応募資格が与えられ、審査を経て毎年度150万円以内の科研費が交付される。
 
 明大からの採用は、一昨年度が2人、昨年度は採用者なしだったが、今年度は9人と大幅に採用者を増やした。採用者と研究課題は次のとおり。
 
 ◆平成20年度日本学術振興会特別研究員◆
 【特別研究員─DC1】
 大坂拓(文学研究科)
 「弥生・続縄文時代の東北日本における資源利用・居住システムの研究」
 小瀬村大亮(理工学研究科)
 「LSIの高性能化を目的としてシリコン基板に導入された結晶歪の精密測定に関する研究」
 【特別研究員─DC2】
 小松ア晃義(理工学研究科)
 「電気自動車搭載スイッチトリラクタンスモータのセンサレス駆動制御」
 神谷嘉美(理工学研究科)
 「漆塗膜の劣化現象に対する科学的解明および漆工品修理に関する保存科学的調査研究」
 佐藤崇信(農学研究科)
 「卵胞刺激ホルモン構成遺伝子の転写を調節する転写因子ネットワークの解明」
 蔡立義(農学研究科)
 「精子形成不全を示した雄性不妊ラットの原因遺伝子の解明」
 出ア能丈(農学研究科)
 「細菌リポ多糖による植物免疫調節機構の解明」
 諏佐崇生(農学研究科)
 「ゴナドトロピン遺伝子の階層的な発現調節機構の研究」
 宮彩子(農学研究科)
 「シロイヌナズナのPAMPs認識・情報伝達機構の分子遺伝学的解析」
 
 
 
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