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明治大学広報
第597号(2008年7月1日発行)
2008年度予算について
「ボトルネック」
財務・資産管理部長 小林 喜男
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 「ボトルネック」とは、コンピュータ・システムの中で、処理能力を制約する要因となる構成要素です。例えば、複数のコンピューターをネットワークで接続したシステムにおいては、サーバーの処理性能や使用するアプリケーション・ソフト、ネットワークの通信速度などがボトルネックになることもあります(デジタル用語辞典)。

  さて、2008年度予算では、「教育の質の保証」「研究の質の向上」「社会連携の強化」「国際化の進展」を目途に、(1)教学運営体制の整備(2)教育・研究関連実施計画の推進(3)社会貢献・連携・共同事業の推進等への配慮を行い、関連の主な施設設備整備計画を次のとおり実施します。

  国際交流会館(仮称)建設、各地区の空調設備更新工事、登戸研究所展示資料館(仮称)の設置等のほかに、建設資金として第2号基本金を新規に生田第二校舎D館(仮称)に、継続で農学部黒川農場、和泉新図書館、和泉新教育棟に30億円を設定しました。

  2008年度予算の消費収入の部合計413億円から消費支出の部合計465億円を控除した当年度消費支出超過額52億円の57%に、この第2号基本金の積立金は相当します。

  本学を「トップスクールに」との教学の計画は目白押しで、そのスピードも加速していますが、計画に優先順位付けは必要です。

  「入るを図って出るを制す」は財政基盤確立のための原則ですが、「出るを図って入るも図る」も考えなくてはなりません。ボトルネックの解消に求められるのは昔も今も柔軟な発想であることは変わりありません。

 (予算の概要は4・5面)



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