文部科学省はこのほど、２００８年度科学研究費補助金（科研費）に応募のあった約１２万３千件の研究課題のうち、約４万９千件を採択し、総額約１３９８億４千万円（直接経費）の交付が内定したことを発表した。

　今年度の採択課題のうち新規課題は約１万９千件で、交付額は約５１１億１千万円。応募件数約９万３千件に対する採択率は２０．７％だった。

　明大の採択件数は８月２１日現在で新規・継続分を合わせて１４４件（前年度１２９件）、交付総額は約２億２７００万円（同約２億２９００万円）。

　科研費は、人文・社会科学から自然科学までのすべての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる学術研究を対象としたわが国最大の競争的研究資金。大学等の研究者・研究グループが計画する学術研究について専門分野の近い研究者が学問的意義を評価し、研究費が助成される。

　 科研費の採択件数は、各大学の研究力を評価する一つの指標とされている。本学でも、研究機関における科研費の重要性を強く意識し、今後も応募件数・採択件数、採択金額を増やすべく対策を講じる必要がある。



平成20年度科学研究費補助金交付内定課題一覧（リンク先：研究・知財戦略機構）

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