第599号(2008年9月1日発行)
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明治大学は7月23日、国際交流会館(仮称)の新築工事地鎮祭を建設予定地である旧和泉寮用地で執り行った。
地鎮祭には、長堀守弘理事長、納谷廣美学長はじめ役員、関係教職員が参列、工事関係者とともに工事の無事を祈願した。
長堀理事長は直会の席で「この施設が今後どうのように機能していくか楽しみ。地域にも溶け込んでほしい」とあいさつ。納谷学長は「留学生宿舎の建設は長年の夢だった。これを機に新しい国際交流の展開を考えていく」と決意を語った。
明大にはこれまで、自前の留学生宿舎がなく、民間宿舎を借り上げるかたちで住居を留学生に提供してきたが、利用者がごく一部の学生に限られていた。また、国際日本学部の開設などに伴い、今後留学生数が増大していくことが予想され、留学生宿舎の建設は喫緊の課題だった。
国際交流会館は地上3階建で、延床面積は約2360平方メートル。交換留学生用住居61戸(単身用)、招聘研究者用住居8戸(単身用、家族用各4戸)がある。場所は日大鶴ヶ丘高校の西隣で和泉校舎から徒歩約5分(「明大前」駅から徒歩約12分)。竣工は来年3月を予定している。
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多くの留学生に住居を提供 |