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明治大学広報
第599号(2008年9月1日発行)
伝説の大投手・嶋清一氏
甲子園で野球殿堂入り表彰
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 今年1月に野球殿堂入りした明大OBの故嶋清一氏(1945年旧制法卒)の表彰式が終戦の日の8月15日、甲子園球場で行われた。

  海草中・明大でチームメートだった古角俊郎さん(1944年旧制法卒)が財団法人野球体育博物館の根來泰周理事長から花束を受け取った。

  嶋氏は1939(昭和14)年に全国中等学校優勝大会(現全国高校選手権大会)に和歌山・海草中(現向陽高)のエースとして出場。優勝までの全5試合を完封し、準決勝、決勝では2試合連続ノーヒット・ノーランの偉業を達成した。明大入学後は、東京六大学野球でも活躍し、43年には戦前最後の主将を務めたが、45年3月、学徒動員によって出征していたインドシナ半島沖で戦死。24歳だった。

  古角さんは「嶋とは軍隊も一緒でハンモックも隣同士。甲子園で優勝した翌日に撮影した嶋の写真を胸にしのばせ花束を受けた。思い出の甲子園で表彰され、感謝感激。長生きしたかいがあった」と話した。

  なお、10月19日に行われるホームカミングデーでは、「星飛雄馬に宿る嶋清一の野球魂」と題した嶋氏を回想するパネルディスカッションが予定されている。



「伝説の大投手」OBの故嶋清一氏が野球殿堂入り(リンク先:Topics&News)

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