校友会改革から６年目を迎えた新生校友会は、全国の校友、そして校友会支部の役員の皆さんの校友会に対する理解と母校明治大学への愛情溢れるご努力のおかげで活動が充実する一方で、立派に大学支援もできるようになってきました。

　また、校友の皆さんには大いに母校愛を示していただき、明治大学が募集している「明治大学教育振興協力資金」への募金のご協力や、後輩の学生支援のため一生懸命に尽力され、このことが明治大学の発展に寄与しているものと確信し、感謝申し上げます。

　現在、少子化の影響を受けて高等教育機関への進学適齢人口は減少し続けており、大学間競争は一層激しく、経営が成り立たない大学も現出してきています。

　明治大学の場合は、社会の要請に応えて今年４月に新しく９番目の学部として、国際日本学部を開設しました。志願者も増加し、２００８年度入学試験では１０万８千人を数え、全国の大学の中で２番目の志願者数になるまでになりました。明治大学は、校友の皆さんが期待されるように年々立派になり、私学の雄として確かな地歩を確立しつつあります。大学では、学長以下先生方全員が母校愛、大学愛を抱いていただき、明治大学を良くしようと、一生懸命教育に、研究に頑張っておられます。

　何よりも校友会の発展は、明治大学の発展がなければならない訳ですから、大学の先生方の絶え間ないご努力には、深く敬意を表します。

　しかし大学の発展は先生方だけでは、充分にうまくいきません。明治大学がますます立派な大学として充実し、素晴らしい校友を社会に送り出していただくためには、校友が一致して大学を支援していかなければならない訳です。

　校友の皆さんには、どうかこのことをご理解いただき、大学支援の知恵を出していただき、団結して明治大学を今後も継続して応援していかなければならないと考えています。

　ご協力をよろしくお願い申し上げます。



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