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明治大学広報
第601号(2008年11月1日発行)
2008年度文部科学省
「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」

明大の申請事業が2件採択
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 文部科学省が募集する2008年度の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」の選定結果がこのほど発表され、明大から申請していた2件の事業が選定された。

 この事業は、昨年度までの「私立大学学術研究高度化推進事業」に代わり今年度から新たに実施されたもの。大学の経営戦略や研究戦略に基づき、各大学が特色を活かした研究を実施するための研究基盤形成を支援する。「研究拠点を形成する研究」「大学の特色を活かした研究」「地域に根ざした研究」の3つの申請区分がある。

 今回採択されたのは「ストレス応答の分子機構の解明とその農業・食品分野への応用」(申請区分=研究拠点を形成する研究、研究代表者=澁谷直人農学部教授)と「危機管理に対応する行政管理システム確立に関する研究」(申請区分=同、研究代表者=中邨章政治経済学部教授)。

 「ストレス応答の─」は環境保全、持続可能型農業の確立や高ストレス・高齢化社会への対応といった現代的な課題に対し、具体的な解決策の提示を目指す。植物および動物のストレス応答の分子機構に関する研究を基盤に、農薬に頼らない病害抵抗性植物や新規病害制御技術の開発、ストレス軽減による生活習慣病予防食品の新たな開発戦略を確立していく。

 「危機管理に対応する─」はわが国の行政が予期しない緊急事態の発生に対して、どのような対応策をとるべきかについて多面的に検討する。行政や政治、財政におけるクライシス・マネジメントとしての「危機管理学」構築を目指すとともに、学術、行政(自治体)、民間レベルにおける危機管理に関する膨大な資料や情報の収集、分析を行う。さらに危機管理行政においてリーダーとなる人材の育成を行う研究拠点として「危機管理研究センター」の常設化も目指す。



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