リバティアカデミーのオープン講座「東アジアから見る 古代学の今と未来─ヤマト王権・飛鳥から『源氏物語』の世界まで─」(明治大学古代学研究所共催)が10月4、5日、駿河台校舎アカデミーホールで開催された(写真)。 このオープン講座は、2004年度の文部科学省「私立大学学術研究高度化推進事業」に採択された「日本古代文化における文字・図像・伝承と宗教の総合的研究」(研究組織名=古代学研究所、研究代表者=吉村武彦文学部教授)の研究成果の報告として、中国や韓国の研究者なども招いて行われた。 初日のあいさつで吉村教授は、古代学研究所の活動が5年目を迎え、その成果として先日、文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」に申請した「複眼的日本古代学研究の人材育成プログラム」が採択されたことを紹介。そして「この採択を機に『史学』と『文学』の垣根を越えた協力体制を確立することができた。本講座ではこれまでの研究成果を報告したい」と呼びかけた。 講座のテーマは初日が「古代国家の形成と都城・文字」、2日目が「源氏物語と海外の宮廷文学」で、それぞれ研究発表が行われ、2日間合計で約600人の参加者を集めた。 平成20年度「大学院教育改革支援プログラム」に本学の取組み(文学研究科)が 採択されました(リンク先:大学院Information) 日本古代文化における文字・図像・伝承と宗教の総合的研究(リンク先:研究・知財戦略機構) 前のページに戻る