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明治大学広報
第602号(2008年12月1日発行)
「因幡の白兎」を明大で朗読
とっとりグランマ倶楽部
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 出雲地方に伝わる神話「兎と鰐(因幡の白兎)」を朗読で楽しむ催しが10月31日、駿河台校舎アカデミーコモン1階の展示スペースで行われた。

 これは、昨年度文部科学省「学び直しGP」に採択された「広域連携による地方活性化のための潜在的な社会参加ニーズ対応就労促進プログラム」中の鳥取県連携講座「『とっとりグランマ倶楽部』結成プロジェクト」の一環で、受講生の作品や連携する鳥取大学の取り組みなどを明大で展示する期間(10月28日〜11月7日)に併せて催された。

 「朗読は、聞こえるように、伝わるように読むことが大切」「自分で決めたリズムに乗って話せば、長い台詞でも聞いていられる」と、俳優の原田大二郎特別招聘教授(情コミ)の指導を受けながら、参加者たちは一人ひとり朗読した。朗読の後は、鳥取からの差し入れ銘菓「因幡の白うさぎ」が配られた。

 参加した女性は「朗読は初めてで戸惑ったが、原田先生の言うとおりにしたら案外うまくできた」と明るい表情で話していた。原田特別招聘教授も「いきなり指名しても、動じずにいいリアクションが返ってくる。腹の中から声を出して伝えるというのは楽しいこと」と語った。

 「とっとりグランマ倶楽部」は、『私の一歩が地域を変える─女性による鳥取素敵化計画』をキャッチフレーズに、地域や社会に貢献したいと考えるおもに40〜60代の女性を対象としたコミュニティ。初年度の今年は6月から11月にかけて、「鳥取県発見」「地域貢献の現状」「コミュニケーションの技法」「地域の実体調査と企画書作成」「プレゼンテーション」と5つの段階を踏んだ講義が開講され、約40人が受講した。



広域連携による地方活性化のための潜在的な社会参加ニーズ対応就労促進プログラム

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原田教授が朗読を指導
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