明治大学学生部は、各地の大学で大麻など麻薬(違法薬物)の所持や売買による逮捕者が相次ぐ状況を受けて、薬物乱用防止を呼び掛ける啓発講座を緊急開催した。 啓発講座は11月から12月にかけて3キャンパスで行われ、合計374人の明大生が参加。警視庁および神奈川県庁の協力のもと、大学生の薬物乱用による検挙者数の推移や、大麻をはじめとする違法薬物が、自らの精神や肉体のみならず周囲の人々にまで及ぼす深刻な影響に関する説明に、参加学生は息を詰めて聞き入っていた。 また、「違法薬物」がキャンパスを舞台に大学生の間でまん延しているという報道について、参加学生は「携帯電話の普及などで薬物が入手しやすくなり、ファッション感覚でやっているのでは」「情けないと思う一方で、薬物が非常に身近にあるものだと実感した」などと話していた。 学生生活 前のページに戻る