明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第605号(2009年3月1日発行)
明治大学広報
第605号(2009年3月1日発行)
マレーシア紫紺会、設立記念式を開催
明治大学広報TOPへ
 明治大学は学術研究の国際化を展開するため、2007年12月、明大初の海外拠点としてマレーシア工科大学(UTM)内に「明治大学マレーシア・サテライト・オフィス」(MMSO)を開設し、これまでに2回の研究交流会を開催してきた。

 このたび、このMMSOの活用を促進させ、さらに地元企業、在マレーシア日本企業および明大の協定4大学(UTM、マラヤ大学、マレーシア科学大学、マレーシア・サラワク大学)との連携を加速させることを狙いとして、現地在住の邦人およびマレーシア人留学生校友からなる明治大学マレーシア紫紺会が設立されたのを記念し、「明治大学マレーシア紫紺会設立記念式」を開催した。

 2月21日にマレーシア・プトラジャヤのシャングリラ・ホテルで行われた記念式には、現地の邦人校友やマレーシア人校友40数人をはじめ、来賓として堀江正彦在マレーシア日本国特命全権大使、明大との協定校であるUTM、マレーシア・サラワク大学の関係者およびマレーシア政府関係者約30人が出席。明大からは納谷廣美学長、坂本恒夫研究担当副学長、勝悦子国際交流担当副学長ほか教職員が参加し、80人を超える盛大な式典となった。

 紫紺会の会長には、Nimura Genetic Solutions(マレーシア現地法人)代表取締役社長の二村聡氏(1989年農卒)が就任。同副会長には川内信和氏(98年理工卒、Hitachi Hi-technologies IPC勤務)、モハド・サウフィー氏(08年理工学研究科博士課程修了、マレーシア・サラワク大学講師)が就任し、顧問として吉岡洋介氏(56年商卒、ローム・ワコー株式会社取締役名誉会長)が就任した。

 納谷学長は開会のあいさつで、日本の国際化展開の中で、今後明治大学が果たしていくべき役割や考え方などを述べた。UTMのマルズキ・ハリッド副学長からは、UTMと明大との連携の経緯や今後も連携事業を継続していくことで両大学の交流に寄与していきたいとのあいさつがあった。

 来賓を代表して堀江大使が3カ国語(日本語・マレー語・英語)で祝辞を述べたのに続いて、坂本副学長が紫紺会設立の経緯を紹介し、納谷学長からマレーシア紫紺会に会旗が贈呈された。会旗を受け取った二村会長がスピーチを行い、式典の第一部が終了した。

 第二部では、校友が中心となって親交を深めるとともに、これまでのマレーシアにおける活動報告と今後の事業予定などが紹介された。最後に参加者全員で校歌を斉唱し、勝副学長が閉会のあいさつを述べ、式典は盛況のうちに終了した。

 当日はマレーシアの大手新聞社2社の取材もあり、現地の期待の大きさが伺われた。

 明治大学では、今後もMMSO、紫紺会、協定校を核として、マレーシアでの学術交流・産学連携活動を強力に展開していく予定である。



マレーシアにサテライト・オフィス 明大初の海外拠点が誕生(第592号)

前のページに戻る


学術交流・産学連携活動の基盤に
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.