明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第607号(2009年5月1日発行)
明治大学広報
第607号(2009年5月1日発行)
満開の桜が祝福
2009年度入学式挙行
8334人が明大生の第一歩
明治大学広報TOPへ
 2009年度明治大学入学式が4月7日、東京・日本武道館で挙行され、8334人(学部7348人、大学院986人)の新入生が明大生の仲間入りを果たした。

 まさに“春らんまん”。入学式当日は満開となった武道館周辺の桜が、新しい生活への期待に胸を膨らませる新入生を迎えた。

 式典は、午前の部(法・商・政治経済・理工・農学部)と午後の部(文・経営・情報コミュニケーション・国際日本学部、大学院)の二部制で執り行われ、校友でフリーアナウンサーの前田真里氏(2004年政経卒)の司会で開会した。

 告辞に立った納谷廣美学長は、「この明治大学で『矜持(きょうじ)をもって、人が人間らしく生きるべき叡智(国際性豊かな教養)』を学び、いかなる難局に遭遇しても力強く『前へ』一歩進む勇気を習得してほしい」と新入生を激励。

 続いて、長堀守弘理事長が「明治大学は生涯の母校。先生や友人との出会いは一生の財産となる。学生生活を彩る素晴らしい思い出を作り上げて」と祝いの言葉を贈った。

 これを受けて、午前の部は法学部の遠藤さとみさんが、午後の部では情報コミュニケーション学部の喜友名真紀さんが新入生を代表して宣誓。それぞれ「学業のみならず、多くのことに挑戦し、さまざまな人と出会い、たくさんの経験を積んで、視野を広げていけるようがんばりたい」(遠藤)、「4年後には強く優しい『個』を持った自分に出会えるよう、与えられるのを待つだけでなく、自ら問題を探求していきたい」(喜友名)と抱負を述べた。

 記念講演では、午前・午後の部とも国際日本学部の山口仲美教授が「古典に学ぶ男と女のマナー集」と題して講演。山口教授は「枕草子」を取り上げ、「『枕草子』は一般的に随筆と思われているが、男女のマナー集として読むことができる」と語り、文中の一部を引用しながら、現在でも通用する男女の恋愛でのマナーを新入生に紹介した。

 最後に山口教授は「大学では、固定観念でものを見るのではなく、新しい角度からものを見て、多くの発見をしてほしい。そして4年後には、人間的に一回りも二回りも成長した姿をここにいるご両親に見せてほしい」と結び、会場から盛大な拍手が贈られた。

 最後に新入生は参列者とともに明治大学校歌を斉唱し、明大生としての第一歩を踏み出した。



前のページに戻る


多くの家族も参列し、ほぼ満席となった武道館(午前の部)



山口教授が記念講演
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.