明治大学国際交流センターでは、夏期休暇中にイギリスのシェフィールド大学、ケンブリッジ大学、カナダのヨーク大学、マクマスター大学、およびユーコン・カレッジで英語研修、フランスのアリアンス・フランセーズ・トゥールーズ校でフランス語の語学研修、オーストリアのウィーン大学でドイツ語研修を実施する。応募受け付けは5月19日まで。 研修旅行や課外活動でその国の文化に触れる この研修は、外国語能力の向上を図る過程でコミュニケーション能力を伸ばし、欧米社会・文化を実際に体験し理解を深めることで、国際感覚を養うことを目的にしている。プログラムは語学の授業を中心に研修旅行や各種課外活動などで構成されており、毎年多くの学生が参加。これまでに延べ1400人の明大生がヨーロッパやカナダでその国や地域の文化に触れながら語学を学んでいる。 シェフィールド大学(8月1〜31日)の研修では25日間のホームステイが組まれている。大学での高密度な語学研修だけでなく、イギリスの家庭で家族として過ごすことで、さらなる会話力の向上と実生活の中での英国文化の体験が可能である。研修終了後はロンドンでの3泊の研修旅行も組まれている。 ケンブリッジ大学(8月2〜31日)での研修は、なんといっても実際にケンブリッジ大学のアカデミックな講義を受け、伝統的なケンブリッジのカレッジ(学寮)ライフを体験できることが魅力。 ヨーク大学(8月1〜29日)では、日本とカナダを比較し、英語を使いながらカナダの多文化を学ぶ授業が中心で、カナダの大自然の中でのキャンプも組まれているダイナミックなプログラムである。 昨年度から始まったマクマスター大学(8月1〜27日)での研修は、それぞれの学生のレベルに対応したきめ細やかで実務的な語学研修が実施され、研修後には3泊のニューヨークでの研修旅行も組まれている。 昨年協定校となったカナダのユーコン・カレッジ(8月28日〜9月14日)では、新しい試みとして地球温暖化学習プログラムが実施される。最初の4日間で英語研修と現地のサイエンティストによる地球温暖化に関する講義を受講したのち、実際に野外教育の専門家の指導のもと大自然の中で6日間の野外における教育研修キャンプを体験しながら、『地球温暖化』に関する学習を行う。キャンプ帰着後3日間はホワイトホース市で自由研修。9月中旬頃からはオーロラが観測できることもあるという。 仏語研修のアリアンス・フランセーズ・トゥールーズ校(8月2日〜9月1日)と独語の研修のオーストリアのウィーン大学(8月2日〜30日)では、諸外国からの学生とともに能力別クラスでの研修を受ける。クラスそのものがインターナショナルな雰囲気であり、 アリアンスの参加者は研修所があっせんする下宿先に滞在し、研修終了後にパリでの3泊の研修旅行が組まれている。 ウィーン大学では同大の学生寮に滞在し、各国から集まった学生と一緒に生活するため、昨年度の参加者からは独語のみならず英語の勉強にもなったという声が寄せられている。 ウィーンもトゥールーズも街そのものが文化遺産の宝庫で、交通の便もよく、週末には近隣にある世界遺産やその風景を楽しむことができる。 なお、参加希望者には日本語での志望理由書の提出が課せられているほか、英語研修希望者にはリスニング試験、仏語研修希望者には筆記試験(ともに5月23日)がある。募集要項は、各学部窓口、各校舎教務事務室、国際交流センターで配布している。 国際交流センター 前のページに戻る
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