２００８年度臨床心理士資格試験に、明大から文学研究科臨床人間学専攻臨床心理学専修修了者１２名全員が合格したことを受けて４月１１日、リバティタワー２３階にて祝賀会が催された（写真）。

　祝賀会には納谷廣美学長はじめ、土屋恵一郎教務担当常勤理事、吉村武彦大学院長、林義勝文学部長、長岡顯文学研究科委員長ら関係者が出席。資格を取得した修了生へ、祝辞と今後の活躍への期待が述べられた。

　臨床心理士の資格は、臨床心理学に関する専門的教育・訓練を大学院博士前期課程で受け、同課程を修了後、日本臨床心理士資格認定協会が実施する筆記試験・小論文・口頭試問に合格することで与えられる。０８年度試験の合格率は約６５％。今回資格を取得したのは０７年度修了生３名、０８年度修了生９名で、明大臨床心理学専修修了者（１、２期生）２０名全員が有資格者となった。

　これらの有資格者は、児童相談所・教育センター・児童養護施設などに勤務し、カウンセリング、遊戯療法などの専門的業務に従事している。

　祝賀会席上で、弘中正美心理臨床センター長より、今回の全員合格を機に臨床心理学専修修了者による明大臨床心理士会発足も宣言された。



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