明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第608号(2009年6月1日発行)
明治大学広報
第608号(2009年6月1日発行)
ヒューマン・ライツ・ウォッチ代表が学長を表敬訪問
アカデミーコモンへ東京オフィスが入居
明治大学広報TOPへ
 世界最大規模の国際人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(以下、HRW)が4月より、アジア地域の拠点として、明大駿河台校舎アカデミーコモン内に東京オフィスを設置した。

 新オフィス開設にともない、その視察や日本外国特派員協会での記者会見などのために来日したHRW代表ケネス・ロス氏は4月9日、上柳敏郎日本HRW協会理事長、土井香苗HRW東京ディレクターとともに、納谷廣美学長を表敬訪問した(写真)。明大からは納谷学長、針谷敏夫副学長(総合政策担当)、川島高峰情報コミュニケーション学部准教授が一行を迎えた。

 ロス氏は、今回の明大の協力に感謝を述べるとともに、『権利自由』『独立自治』を建学の精神とし、優れた人権教育の伝統を持つ明大に深く共感。学生の身近で「次世代の人権を担う人材を育てたい」とし、インターンの受け入れや、キャンペーン活動などへの連携にも期待を寄せた。

 納谷学長は「明大は布施辰治という人権界の重鎮も輩出している。HRWという、本学の理念に叶った団体のアカデミーコモンへの入居は大変喜ばしい。在学生にも貴重な機会。ぜひ明治の学生が人権について考える機会を作ってほしいと思う」と歓迎した。

 HRWはアメリカ・ニューヨークを本部として、1978年に設立された人権NGO。97年には対人地雷禁止条約の成立に貢献し、ノーベル平和賞を受賞。08年には国連人権賞を受賞した。現在、世界17拠点・80カ国で活動を展開する。ニューヨーク大にもオフィスを構えるなど、大学をはじめとする教育・研究機関との連携実績も多い。

 明大でも、すでに在学生がHRWのニュース翻訳や、インターン派遣などの面で、連携をスタートさせている。



前のページに戻る



ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.