第608号(2009年6月1日発行)
理工学部
日台電力システムシンポジウムを開催
ハイテク・リサーチ・センター整備事業 |
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ハイテク・リサーチ・センター整備事業「電気電子工学における環境対応型エネルギー・素材の開発とその応用研究」(研究代表=森啓之理工学部教授)の電力システムグループが主催する日台電力システムシンポジウム、「JTPSS2009」(2009 Japan-Taiwan Power System Symposium=大会委員長・森理工学部教授、技術プログラム委員長・熊野照久同准教授)が4月23日、駿河台校舎アカデミーコモンで開催された。
これは、台湾の桃園県中 市(Jung-Li City)にある、中原大学の電気情報科学部長の洪穎怡教授一行16人が、本学を訪問した際に併せて開催されたもの。
日本側からは、明大の森教授、熊野准教授、早稲田大の横山隆一教授、東京電力研究開発センターの山田剛史博士、電源開発技術開発センターの輿水源太郎氏が参加。それぞれ、データマイニングによる電力市場の信用取引評価、電力システムにおける風力発電のインパクト、低炭素社会のためのクリーンエネルギー、東京電力における電力システムの最新技術、風力発電出力の安定化技術開発プロジェクトについて講演を行った。
台湾側からは、中原大学の洪教授、陳士麟教授、何金滿准教授がそれぞれ、インテリジェントシステムを用いた事故検出、配電系統供給信頼度向上プロジェクト、電力システムのためのパワーエレクトロニクス技術について講演した。
参加者の総計は55名で、明大、早大、工学院大、明星大の大学院生に加え、東京電力、電源開発、テプコシステムズ、日立製作所、富士電機、明電舎の技術者らが活発な意見交換を行った。
(森啓之理工学部教授)
理工学部
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