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明治大学広報
第610号(2009年8月1日発行)
柔道部
村氏の「就任を祝う会」挙行
講道館館長、全柔連会長就任を受け
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 明治大学体育会柔道部は、同部OBの上村春樹氏(1973年政経卒)が本年4月1日、(財)講道館第五代館長ならびに(財)全日本柔道連盟会長に就任したことを受け、駿河台校舎リバティタワー岸本辰雄記念ホールで6月29日、「就任を祝う会」を行った。

 上村氏は祝賀会開催の謝辞を述べつつ、「柔道修行を通した人づくりという講道館柔道の目的を忘れず、礼儀作法も指導しながら、しっかり組んで攻め切る強い柔道を標榜したい。目標は五輪での金メダル獲得。勝利に幸運はあっても、敗北に不運はない。『一本』にこだわる柔道を指導していく」と決意を語った。

 祝賀会は、柔道部部長の飯田和人政治経済学部教授、柔道部OB会「明柔会」の関勝治会長のあいさつで開会。来賓として参加した納谷廣美学長は、「上村氏の講道館館長就任を大学としても誇りに思う。上村氏は、柔道を通じて日本の精神を世界に発信しており、今後一層の活躍を祈念している」と祝辞を述べた。

 同じく来賓のチュニジア共和国ヌルディーン・ハシェッド特命全権大使は、柔道部OBの押切義春講道館監事(55年商卒)がチュニジアで柔道の普及活動と指導を行ったこと、08年には同国留学生が明大の博士課程を修了、博士号を取得したことなど、明大とチュニジアの関わりを紹介。柔道や学術を通じ、今後も日本とチュニジア両国のさらなる友好関係の発展を期したいとした。

 上村氏は76年のモントリオール五輪にて、柔道無差別級で日本人初の金メダリストとなり、2008年の北京五輪では、日本選手団総監督も務めた。熊本県出身、58歳。

 講道館は、講道館柔道の創始者・嘉納治五郎師範により1882年に創設。嘉納家関係者が代々館長に就任していた。



明治大学体育会柔道部

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