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明治大学広報
第611号(2009年9月1日発行)
グローバル30採択と本学国際化の展望
明治大学グローバルコモン・プログラム構想責任者
副学長(国際交流担当)勝 悦子
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 文部科学省の2009年度「国際化拠点整備事業(グローバル30)」の採択校13校のひとつに、本学が採択されました。

 この事業は、質の高い教育の提供と、海外の学生がわが国に留学しやすい環境を提供する取り組みのうち、英語による授業等の実施体制の構築や、留学生受け入れに関する体制の整備、戦略的な国際連携の推進など、わが国を代表する国際化拠点の形成の取り組みを支援するものです。また、留学生と切磋琢磨する環境のなかで、国際的に活躍できる高度な人材を養成することも求められています。

 本学の構想では、第一に4つの英語コースを設置します。それらは「先端数理科学インスティテュート(MIMS、既設)」「専門職大学院ガバナンス研究科」「経営学研究科ダブルディグリープログラム」、そして「国際日本学部国際日本学科」です。

 第二は、留学生受け入れに関する体制の整備です。生活支援・日本語教育・就職支援など、産業界と連携して、入口(入学試験)から出口(就職)まで一貫した留学生の受け入れを行います。

 第三に、留学生受け入れのための、ワンストップサービスを提供する海外拠点の設置です。既設のマレーシア・サテライトオフィスに加え、中国・欧米諸国・豪州などにも開設することが検討されています。

 本学の国際化を一元的に推進するため、本年10月1日には、学長をトップとした国際連携機構が設置されます。大学としての国際連携戦略を打ち立てながら、学内の各種組織が有機的に連携し、今後組織的に国際化が推進されることになるでしょう。

 有力大学13校のひとつに選ばれたことは、本学のプレゼンスを世界にアピールする弾みになると考えられます。一層の国際化推進には、産学連携も視野に入れ、校友の皆さま方のお力も借りながら、研究・教育のさらなる高度化を図ることが重要となるでしょう。

(政治経済学部教授)



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