第611号(2009年9月1日発行)
新会長のもと一層の母校支援を
前校友会長 青木 信樹
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私はつねづね、「明治大学あっての青木である」ことを自覚しつつ、今日まで会長職を務めさせていただきました。
振りかえれば、終戦当時から20年間、本学の評議員を務め、うち8年間は評議員会議長をさせていただきました。
およそ17年前、ほそぼそと活動していた校友会の本格的復活の機運が高まる中、当時の岡村了一理事長から、校友会の再建を仰せつかりました。
爾来、校友会の学内事務局創設、校友会組織の全国的な再編、終身会費の予納制度の実現などに取り組んできました。
私も微力を尽くしましたが、ひとりでできることなど多くありません。これらの実現は、大学関係者、副会長、支部長、全国校友の皆さまのご指導・ご援助の賜物です。
改革からすでに6年を数える新生校友会は、日本全国の54支部と韓国・台湾をも含む、全56支部から成る組織となり、大学支援の一翼を担えるまでになりました。
明治大学の校友会が立派に立ち直ったことを、いまや確信しております。これは、母校愛溢れる皆さまのご努力の結晶です。厚くあつく、御礼を申し上げる次第です。
私は本年95歳を迎え、どうしても足腰が立ちません。任期半ばではありますが、ここで会長職を辞させていただきます。
今後は新会長のもと、皆さまが一層切磋琢磨しつつ、母校のために翼賛していただけることをお願い申し上げます。
私も存命の限り、母校明治大学の発展に骨惜しみしないことをお誓い申し上げるとともに、長きにわたるこれまでの皆さまのお力添えに、心からの感謝を申し上げ、最後のあいさつとさせていただきます。
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