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明治大学広報
第611号(2009年9月1日発行)
「学生の学生による学生のためのハムレット」
文化プロジェクト第6回公演、稽古快調
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 明大生がシェイクスピア劇に挑む、明治大学文化プロジェクトの公演が今年も11月に催される。

 これは明大からの文化発信と、学生のコミュニケーション能力向上を目的に、学部間共通総合講座「シェイクスピアの現代的魅力」を母体として2004年度から始まったもの。第6回目の今年は、シェイクスピア戯曲の最高峰とされる「ハムレット」に挑戦する。

 今回も校友で文学部特別招聘教授の俳優・原田大二郎氏監修のもと、各分野の専門家の支援を得て、出演・演出・制作・衣装・舞台装置など、全てを学生が主体で行う。

 第6回公演では、初めてダブルキャスト制を導入。ハムレットはじめ主要な登場人物に、男女ひとりずつを配役する。上演回によっては、男女逆の舞台も見られる予定。

 同じく初の取り組みとして、学生による翻訳チーム「コラプターズ」を結成、学生自ら翻訳台本を制作した。原文に忠実に沿いながらも従来のハムレット像を打ち壊し、現代の学生言葉で上演する。著名な「To be or not to be」が、劇中どういったセリフ回しとなるのか注目したい。

 さらに、昨年の公演に魅了された他大生が、キャストや衣装として参加するなど、明大発の本プロジェクトは、今や他大学をも巻き込む広がりをみせている。

 8月のオープンキャンパスでは、ファッションショーやトークショーを行い、受験生からも喝采を受けるなど、学生のエネルギーは留まるところを知らない。プロデューサーの杉田亜樹さん(文3)は、「文プロ初の学生による翻訳&ダブルキャストです。次々と新日本語を生み出す学生の言語感覚が、新しい21世紀の『ハムレット』を生み出します。乞うご期待!」と呼びかける。

明治大学文化プロジェクト第6回公演『ハムレット』
公演日=11月12日(木)〜15日(日)
会場=駿河台校舎アカデミーホール
原作=ウィリアム・シェイクスピア
監修=原田大二郎
翻訳=コラプターズ
演出=伊藤香津代(文3)
主催=明治大学
協賛=明治大学連合父母会、明治大学校友会、連合駿台会
チケット=無料、9月24日より予約受付開始 ※詳細は公式サイト(http://hamlet.bunpro.jp)で公開予定



明治大学文化プロジェクト第6回公演「ハムレット」特設ページ

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