明大農学部の長嶋比呂志教授(生命科学科・発生工学研究室)は8月18〜20日、海外協定校の中国・雲南農業大学動物科学院の魏紅江准教授の研究室を訪問し、ブタクローニング、およびブタ受精卵凍結保存の指導と、研究内容についてのディスカッションなどを行った。 これは、同大の客員教授に任用されている長嶋教授への、かねてからの技術指導要請を実現したもの。同大は「バンナミニブタ」という世界的にも貴重なミニブタのコロニーを維持しており、その研究利用を進めるため、長嶋教授を通じてクローニングや受精卵冷凍保存技術の習得を要望していた。 今回の訪問と指導は、今年度採択された「明大バイオリソース研究国際クラスター」活動の一環として行われており、同クラスターにおける国際的な研究ネットワークの一層の広がりが期待される。 農学部 農学部生命科学科発生工学研究室(長嶋教授) 前のページに戻る