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明治大学広報
第612号(2009年10月1日発行)
父母会特集
─父母懇談会を終えて

「信頼と心配」
理工学部長 三木 一郎
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 茨城県の父母懇談会に川口太郎文学部教務主任、石橋良一連合父母会顧問、そして各学部事務担当者とともに出席しました。

 学部長になって初めての参加でしたが、大学からこれほど多くの方々が参加する行事とは、正直知りませんでした。父母懇談会がはじまり、お時間をいただいて私の研究内容や学生の動向、大学の現状などについてお話しをさせていただきました。開催にあたっては、地区役員の皆さまや、ご父母の皆さまの多大なご協力・ご支援をいただき、この紙面をお借りして心より感謝申し上げます。

 私の役目のひとつとして、座談会コーナー担当というものがあり、ご父母の皆さまと自由にお話しくださいということでした。はじめはどなたもお出でになりませんでしたが、ややしばらくして、ひとりのお母さまが来てくれました。文系学部で息子さんが学んでいるということでした。その後、理工学部在籍の息子さんのいるお父さま、4年生の息子さんのいるご両親が来てくれました。息子さんたちはしっかりと勉強しているようでした。さらに、息子さんが住んでいるところに訪れたことがないともおっしゃっていました。

 皆さんが最も関心をお持ちなのが、お子さんの進学や就職のことでした。たとえば、長男ではないが、できれば近くに就職して欲しいという希望もありました。また、本人は大学院進学を希望しているが、卒論を指導していただいている先生とは異なる分野の領域に進みたい希望があり、その際、指導していただいている先生にはどのように説明、あるいは話をしたらよいかというような、まさに親としての心配のご相談もありました。

 短い時間ではありましたが、私がお話ししたご父母はお子さんを信頼し、陰ながら心配しつつ成長を楽しみにしているというご様子でした。教育研究に携わっている者として、大事なわが子を明治大学で学ばせてよかったと言ってもらえるような教育研究機関でありたい思う次第です。



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