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明治大学広報
第612号(2009年10月1日発行)
就職特集
小田急電鉄株式会社(総合職技術系)内定

「表現力×自信」
理工学研究科博士前期課程2年 寺尾 和晃
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 「自分を理解し、表現すること」。これが、私が就職活動で最も重要だと思ったことです。

 「自己分析をして、自分を知ることが大切だ!」と、就職活動中はよく耳にすると思います。確かにそれはすごく大切です。しかし、それだけでは駄目だと思います。自分が理解している「私」を、面接官にも理解してもらわなければなりません。そのためには、面接官にうまく伝える表現力も大切だと感じました。

 面接中、面接官の質問に対する答えが頭ではわかっているのに、うまく伝えられない、そして理解してもらえないもどかしさに私は何度も頭を抱えました。答えがわかっているのに答えられないのは本当に悔しいし、伝えられないことから弱気になって、それが選考結果に出ていました。表現力を克服しない限り、内定獲得の道はないと痛感しました。

 そこで私は、友人に面接官役をやってもらい、面接のシミュレーションをしてうまく伝わってこない部分のアドバイスをもらったり、自分を客観的にとらえ、自問自答を繰り返し行ったり、いろいろな人と意識して話すようにして、表現力の克服を図りました。

 その結果、表現力を克服でき、克服したときには、私は自分のことを面接官に伝えることができるという自信がついていました。自分に自信があると面接官が感じる印象も違うと思います。「学生時代にいろいろなことをした」という自信も必要だと思いますが、大切なのは「それらの経験から己を知り、それをうまく表現できる」という自信だと思います。その自信を持てたからこそ、私は内定を勝ち得たと思っています。これから就職活動をする皆さんも、早めに自己分析をして、自分を表現する力と自信をつけてください。



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