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明治大学広報
第612号(2009年10月1日発行)
就職特集
東京都職員Ⅰ類B合格

「ご縁を大切に」
法学部4年 渡辺 博一
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 就職活動は、人と人との繋がりがとても重要になってきます。私自身、東京都に就職を決めるまでは大いに悩み、そしてさまざまな人たちに助けられてきました。

 まず、将来の進路について悩んだ時期がありました。もともと人の役に立ちたいという思いから公務員を目指してきましたが、3年の後期に民間企業の就職活動を始めたときには、民間でも社会貢献はできるのではないかという思いが出てきました。自分は本当に何がしたいのかを知るために企業回りをし、やはり公務員として社会貢献がしたいと思い、公務員試験を受験することに決めました。

 次に内定が出るまで大いに悩みました。民間企業に比べ、公務員は内定が出るのが3ヵ月以上遅いのです。周囲の友人が内々定を取るなか、就職活動を続けている自分に対してもどかしさを感じたときもありました。そんなとき、行政研究所の仲間や同じ志を持つ人たちとの励ましあい、先輩方や先生方の親身な指導、事務室の職員の方々や家族の応援に私は救われました。公務員試験は内定が出るまで長いので、自分を支えてくれる存在は非常に大きいです。そして就職活動を終えた今、今度は私がこれから就職活動をする人を助ける番だと思います。

 これから就職活動をする皆さんも、人との縁を大事にして日々を過ごしてください。そして就職活動で悩んでいる友人がいたら、今度は自分から手を差し伸べてください。就職活動は人がいて成り立つものですから。



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