学校法人中野学園の創立８０周年記念式典が１０月１日、東京・京王プラザホテルにて保護者・明治大学関係者ら来賓約６００名が見守る中、盛大に開催された。

　式典に当たり、小澤正昭校長は「『心を磨き身を練らば』と歌われている校歌に則した教育の実践に邁進するとともに、新しい学園・教育環境整備の目標に向かって努力していく」とあいさつ。

　同学園の理事長も務める長堀守弘理事長は「本学園は歴史と伝統を誇り、今日の確固たる基盤を作り上げてきた。本学園はみずみずしい感性をもって未来を展望する生徒を育成していく。２０年後の１００周年を展望しつつ長期的な基本計画を立案し、確固たる学園にしたい」と語った。

　来賓代表の納谷廣美学長は祝辞の中で、「明大は次世代のため、未来の他者のため、有為な人材の育成を目指している。そのためにも中野学園への期待はますます大きい。今後も理想の学び舎として、創立８０周年を節目に、さらなる発展をとげられることを願う」と祈念した。

　生徒代表の中野校生徒会長・宮内貴弘さん、中野八王子校生徒会長・石田未来さんは、「歴史と伝統ある中野学園で学べることを誇りに、明大の核となる学生になれるよう一生懸命努力します」と力強く挨拶した。

　式典の最後には明大マンドリン倶楽部と中野学園音楽部が祝賀演奏を行い、華をそえた。また、創立８０周年記念事業として、東中野での校舎建て替え計画も発表された。

　同学園は１９２９年に旧制中野中学校として設立され、１９４９年、第８代校長の片桐誠校長のとき明大の付属となった。



明治大学付属 中野中学校・高等学校

明治大学付属 中野八王子中学校・高等学校

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