商学部小川智由ゼミナールが千代田区の地域活性化事業と提携、フリーペーパー「Chiyomo」を発行した。誌名には「千代田区をもっと!お得をもっと!」の思いが込められている。 小川ゼミではこれまでも「QooRan」「Enjoynt」で区と連携した冊子を手掛け、フリーペーパーコンテストで優勝するなど実績を重ねている。 今回も特集企画の充実はもちろん、ポップな色彩や大きい写真で視覚に訴える店舗紹介や、マンガを使ったキャンペーン告知などの趣向が凝らされた。 今年も2年生20人が中心となって、営業活動から取材、冊子の企画・制作までを自ら手掛けた。慣れないビジネスマナーや足を使った営業活動など苦労しつつ作業を重ね、千代田区の魅力を余すところなく盛り込んだ。同ゼミの3・4年生もこれまでの活動経験に基づくアドバイスや、商店街の人々との橋渡しを担うなど、惜しみない支援を行った。 小川教授は「学生たちのリーダーシップ、行動力、企画力、チームワークが試される場であり、同時にゼミの専門分野であるマーケティングを実践する格好の機会」と取り組みの意義を語る。 「制作にあたっては、フリーペーパーとしての『ターゲティング』『マーケティング』を意識した」と編集長の吉田慧さん(2年)。「この冊子が役立つことで、お世話になった協力店舗の皆さんや関係者の方々に恩返しできれば」と期待する。 ChiyomoはA4判・全64頁。発行部数は2万部で、掲載店舗や区内主要施設、地下鉄の駅などで配布されている。 商学部 前のページに戻る