明大体育会競走部は10月12日、第21回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲大社正面鳥居前〜出雲ドーム前、6区間44.5キロ)に臨み、総合成績2時間14分25秒、参加21校中12位でゴールした。優勝は日本大学。 競走部史上初めて出雲路に紫紺の襷をつなぐ明大は、エース松本昂大(情コミ4)らを欠く苦しい布陣。チームに勢いをつけたい1区には、今年の箱根駅伝でも1区を走り、区間3位の力走を見せた次代のエース、鎧坂哲哉(経営2)が起用された。 その鎧坂は序盤、積極的に前に出るが、その後は周囲のハイペースに遅れを取り、区間9位で2区の菊地賢人(理工1)へ。1年生ながら抜擢された菊地は必死に食い下がったが区間10位で順位を11位に落とす。 続く“エース区間”を任されたのは、最上級生の遠藤寿寛(文4)。遠藤は松本の穴を埋めるべく力走するが、区間14位でチームの順位も14位に後退。だが4区では、北條尚(文4)が区間12位で順位を13位に上げ、続く5区も“学生3大駅伝”初出場の田原淳平(商2)が区間12位でさらに順位をひとつ押し上げ、最終区に12位で襷をつないだ。 最長区間(10.2キロ)を走った主将の石川卓哉(政経4)は、順位こそ上げられなかったものの、日本大、山梨学院大の留学生選手2人に次ぐ区間3位の好タイムで走り、主将としての責任をみごとに果たした。 【西 弘美 駅伝監督のコメント】 経験不足が露呈した。選手個々が持つ力を反映できなかった。やはり1〜3区に力のある選手を置かないと駅伝は勝てない。全日本駅伝と箱根駅伝では、ベストのオーダーを組めるようにしたい。 【石川 卓哉 主将のコメント】 プレッシャーに弱いのがチームの弱点だと思う。今回の反省を次の全日本駅伝と箱根駅伝につなげたい。 体育会競走部公式ウェブサイト 明大スポーツWEB 前のページに戻る