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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
グローバル・ビジネス研究科シンポジウム
「サービス・イノベーション」を議論
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 明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科は2009年11月17日、シンポジウム「21世紀サービス化社会への飛躍〜サービス・イノベーションの構図」(みずほ証券株式会社後援)を、駿河台校舎リバティホールで開催。2007年度に採択された文部科学省「サービス・イノベーション人材育成推進プログラム」の明大での取り組みについて紹介し、先進的な事例報告や、今後の可能性について議論がなされた。

 開会あいさつに立った刈屋武昭研究科長は「今回はサービスに焦点を当てたシンポジウムを満喫してほしい」と語った。

 第一部では、フューチャーアーキテクト株式会社の碓井誠取締役副社長(元株式会社セブン−イレブン・ジャパン常務取締役情報システム本部長)が「セブン−イレブン流サービス・イノベーションとIT活用」と題して講演。売り手社会から買い手社会への社会変化に対し、同社が行った試みと、小売業界のIT活用による新しい流れを紹介した。

 続いて、グローバル・ビジネス研究科の近藤隆雄教授が「サービス・イノベーションの構図〜SICの活動」をテーマに講演。従来から活発なモノ製品のイノベーションとの比較で、サービス・イノベーションの特徴を解説した。また、サービス・イノベーションが社会を牽引する重要性にも触れ、大学院での人材育成、研究の活発化が不可欠であると指摘。明大のサービス・イノベーション・センターの取り組み事例を紹介した。

 第二部では、冨狭泰・グローバル・ビジネス研究科特任教授のコーディネートのもと、パネルディスカッションが行われ、碓井氏、近藤教授に加え、明治学院大学経済学部の小野譲司准教授、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科の日高一義教授、グローバル・ビジネス研究科の上原征彦教授が参加。各自の研究成果に関する発表や、質疑応答が行われ、活発に意見が交わされた。



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サービスの経済効果を検証した

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