第615号(2010年1月1日発行)
政治経済学部・青山やすしゼミ
大田区へ政策提言、 区政に参画 |
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明大政治経済学部・青山やすしゼミ(自治体政策)の3年生20人が2009年10月27日、東京・大田区役所で政策提言「地域力〜つながるまち・おおた〜」を行い、野田隆副区長や教育長・幹部職員40人に向けて、教育・危機管理・環境・観光の4分野でプレゼンテーションを行った。
同区への提言は2008年に続き2回目。学生は昨年4月から準備をはじめ、区民への取材やフィールドワークを重ねた。
当日は、ポイント制導入による地域行事への参加者増加計画や、店舗体験を通じて地域とのつながりを実感する中学生向け体験企画、住民参加型の記念植樹で緑豊かな市街地の整備を目指す取り組みなどを提言。それぞれ講評を受けた。
野田副区長は今後の交流継続を希望した上で、今回の政策提言について、「提言のみにとどまらず、提言を実行に移す一歩進んだ取り組みを」と総括。学生らのさらなる活動に期待を寄せた。
ゼミ長の松島裕介さん(政経3)は「学生の身で区政に関わることができ、貴重な体験だった」とし、大田区関係者への感謝を語った。指導教員の青山教授は「政策提言を作成する過程でさまざまな社会人と接し、学生たちは大きく成長した」とし、学生が社会人へと成長していく上でこうしたプロセスが重要と話した。
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大田区関係者に提言を行う青山ゼミ生
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