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明治大学広報
第615号(2010年1月1日発行)
理工・小椋教授らの共同研究
CREST採択で太陽電池の極限へ
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 小椋厚志理工学部教授と兵庫県立大学の佐藤真一教授の太陽電池に関する共同研究、「界面局所制御による光・キャリアの完全利用」が、科学技術振興機構(JST)の2009年度戦略的創造研究推進事業(CREST)に採択された。支援期間は2009年10月から5年6カ月間となる。
 小椋教授らは、太陽電池の受光面に入射する「光」と、その光のエネルギーによって発生する「キャリア」に着目、太陽電池の高効率化と低コスト化を目指す。

 2008年に閣議決定した政府の「低炭素社会づくり行動計画」に掲げられた太陽光発電の導入量目標達成のためには、太陽電池の性能の飛躍的な向上が必須。今回の研究が実用化に至れば、太陽電池の変換効率が3〜6ポイント上がることが期待できる見通しで、小椋教授は「太陽電池の能力を極限まで引き出すことに成功すれば、地球環境にも寄与できる」と抱負を語った。



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